韓国の大学には4年制大学と2~3年制の専門大学がある。4年制大学はたいてい職業関連教育よりは専攻の勉強をし、2年制の専門大学は職業に関連した専門技術を学ぶ。 大学に進学する場合、学校生活記録簿や論述、実技を中心とする随時募集に応募したり、大学修学能力試験を受けた成績を中心とする定時募集に応募することができる。学校や選考、募集単位によって選抜方法がが少しずつ異なるため、学生は各大学が提示する募集要項を調べて応募する。一部の大学では、‘多文化家庭の子ども’を応募資格とする選考を行う場合もあり、‘両親共に外国人である外国人’、‘外国で韓国の小•中等教育に相応する学校の教育課程をすべて履修した在外国民、外国人、結婚移住民’の場合は、‘在外国民と外国人特別選考’に応募できる。
大学は4年制大学、産業大学、教育大学(師範大学)、放送通信大学、サイバー大学および 2~3年制の専門大学、技術大学などがある。
区分 | 内容 |
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大学 | 様々な分野の専攻があり、高校卒業者が最も多く進学する大学 |
産業大学 | 主に産業人材を育てる大学 |
教育大学(師範大学) | 小学校および中学校の教員を養成する大学 |
専門大学 | 専門職業人を育成する大学 |
放送通信大学及びサイバー 大学 | テレビ、コンピュータなど通信媒体を通じてどこでも勉強できる遠隔教 育大学 |
技術大学 | 産業体勤労者が産業現場で専門的な知識・技術教育を受けることができ る大学 |
大学の学費は国立・公立・私立によって金額が異なり、個人の負担を原則とする。政府と大学では、経済的な理由から学校に通うことが難しい学生を支援するために、様々な奨学金制度を運営している。 政府で支援する主な奨学金には、国家奨学金や国家教育勤労奨学金などがあり、支給対象は、韓国国内の大学に在学中の大韓民国国籍を持つ学生で、詳細は韓国奨学財団(www.kosaf.go.kr)で確認することができる。 その他、大学内外で提供する奨学金に関しては、所属大学の奨学金支援担当部署を通して奨学金の種類や申込み手続きに関する様々な情報を得ることができる。
2018年度の学費水準(4年制、大学情報公示基準):(国立・公立):415万ウォン、(私立)743万ウォン
社会保障情報システムを活用(世帯構成員の所得、財産、金融資産、負債などを反映)して所得認定額を算定後、基準中位所得により所得分位を設定
(単位:万ウォン)
区分 | 基礎 | 1分位 | 2分位 | 3分位 | 4分位 | 5分位 | 6分位 | 7分位 | 8分位 |
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支給額 | 520 | 520 | 520 | 520 | 390 | 368 | 368 | 120 | 67.5 |
2019年1学期の申請期間:(1次)2018年11月20日~12月17日、(2次)2019年1月29日~3月8日
2019年2学期の申請期間(予定):(1次)2019年5月末~6月中旬、(2次)2019年8月中旬~9月初旬
学期中における夜間教育課程および遠隔大学などの場合は、40時間まで労働が可能
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