乳幼児期は身体発育が旺盛な時期であリ、母胎から受け継ぐ免疫力が低下す るため、 病気にかかリやすい時期である。この時期には保健所で乳幼児の健 康管理及び予防接種(必須)を無料で受けることができる。
出生時3kg、6ヶ月にその2倍(6kg)、1年に3倍(9kg)
出生時約50cm、1年に1.5倍(75cm)
4ヶ月 | 首が据わリ、左右に回すことができる |
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5ヶ月 | 寝返りができる(腹部—背中) |
6ヶ月 | 寝返りができ(背中—腹部)、うつ伏せになったまま両腕で自分の体重を 支える ことができる |
7ヶ月 | 手をついてほんの少しの間、姿勢をキープすることができる |
8ヶ月 | 一人すわりができる |
9ヶ月 | ハイハイする |
10ヶ月 | つかまリ立ちができる |
12ヶ月 | つたい歩きができる |
子育ての過程では、育児に対する考え方の違いにより、家族の間でトラブ ルが発生す ることもある。韓国の家庭では若い父母と祖父母の間でその種のトラブルがよく発生す る。こういうときは家族間でよく話し合って解決するのがよい。
予防接種とは、感染性疾患を予防するために、感染性疾患の予防に有効な注射剤を接種対象者に投与することをいう。
※ 予防接種記録は電算システムで登録管理されており、電算登録で漏れた接種情報などを確認するため
満12歳以下の子どもを対象に、17種類のワクチンに対する接種費用(ワクチン費と施行費用)を全額支援することで予防接種率を高め、予防接種対象感染病の退治基盤を作る。
住民登録番号または外国人登録番号(免除者を含む)がある場合は、保健所、または最寄りの指定医療機関で無料接種が可能。韓国に3ヶ月以上在留している外国人のうち、外国人登録をしていない外国人は、本人(または保護者)確認ができる証明書類(パスポートなど)を持参のうえ保健所を訪れ、予防接種のための臨時管理番号が与えられた場合、保健所で無料接種を受けることができる。
指定医療機関はインターネット予防接種ヘルパー(https://nip.cdc.go.kr) → 我が子の予防接種管理 → 医療機関を探す、で確認可能(モバイルアプリでも確認可能)
対象感染病 | ワクチンの種類 | 回数 | 出生~1ヶ月以内 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 15ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
結核 | BCG(皮内用) | 1 | 1回 | ||||||
B型肝炎 | HepB | 3 | 1次 | 2次 | 3次 | ||||
ジフテリア・破傷風・百日かぜ | DTaP | 5 | 1次 | 2次 | 3次 | 4次 | |||
Tdap/Td | 1 | ||||||||
ポリオ | IPV | 4 | 1次 | 2次 | 3次 | ||||
b型へモフィルス インフ | Hib | 4 | 1次 | 2次 | 3次 | 4次 | |||
肺炎球菌 | PCV | 4 | 1次 | 2次 | 3次 | 4次 | |||
PPSV | - | ||||||||
はしか・おたふく風邪・風疹 | MMR | 2 | 1次 | ||||||
水痘 | VAR | 1 | 1回 | ||||||
A型肝炎 | HepA | 2 | 1〜2次 | ||||||
日本脳炎 | IJEV(不活化ワクチン) | 5 | 1〜2次 | ||||||
IJEV(弱毒性生ワクチン) | 2 | 1次 | |||||||
ヒトパピローマウイルス | HPV | 2 | |||||||
インフルエンザ | IIV | - | 毎年接種 |
対象感染病 | ワクチンの種類 | 回数 | 18ヶ月 | 19~23ヶ月 | 24~35ヶ月 | 満4歳 | 満6歳 | 満11歳 | 満12歳 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
結核 | BCG(皮内用) | 1 | |||||||
B型肝炎 | HepB | 3 | |||||||
ジフテリア・破傷風・百日かぜ | DTaP | 5 | 4次 | 5次 | |||||
Tdap/Td | 1 | 6次 | |||||||
ポリオ | IPV | 4 | 3次 | 4次 | |||||
ルエンザ | Hib | 4 | |||||||
肺炎球菌 | PCV | 4 | |||||||
PPSV | - | ハイリスク群に限って接種 | |||||||
はしか・おたふく風邪・風疹 | MMR | 2 | 2次 | ||||||
水痘 | VAR | 1 | |||||||
A型肝炎 | HepA | 2 | 1〜2次 | ||||||
日本脳炎 | IJEV(不活化ワクチン) | 5 | 1〜2次 | 3次 | 4次 | 5次 | |||
IJEV(弱毒性生ワクチン) | 2 | 1次 | 2次 | ||||||
ヒトパピローマウイルス | HPV | 2 | 1〜2次 | ||||||
インフルエンザ | IIV | - | 毎年接種 |
* DTaP、IPV、Hibワクチンは予防接種のスケジュールによって、DTaP-IPV混合ワクチンまたはDTaP-IPV/Hib混合ワクチンの接種可能
一部のワクチンは、推奨接種日より接種時期が遅れた場合、医師と相談してから遅延したスケジュールに従って接種
予防接種ヘルパーのホームページ(https://nip.cdc.go.kr) とモバイルアプリでは予防接種に関する様々な情報を提供しており、子どもの接種内訳*が照会できる。。
* イ予防接種ヘルパーのホームページとモバイルアプリを利用するためには、まず予防接種ヘルパーのホームページで会員登録し、それから子どもの情報登録が必要
- 予防接種ヘルパーのホームページにログイン → 予防接種管理 → 子どもの予防接種管理 → 子どもの情報登録 → 子どもの予防接種内訳照会
- 予防接種ヘルパーのモバイルアプリにログイン → 我が子の予防接種 → 赤ちゃん手帳
予防接種ヘルパーのホームページから予防接種証明書(韓国語と英語)の発行(出力)が受けられる。
予防接種証明書を発行する際は公認認証書が必要
次回の予防接種を忘れないように携帯電話のメール受信に同意した場合は、子どもの次回の予防接種スケジュールに合わせて事前通知メールサービスが受けられる。接種が推奨時期より遅れた場合でも、遅延接種を知らせるメールサービスが受けられる。多国語メールサービスを希望する場合は、接種機関に携帯電話番号と希望言語を登録して要請してください。
多国語サービス提供(9ヶ国語) :ロシア語、モンゴル語、ベトナム語、カンボジア語、タイ語、中国語、日本語、英語、フィリピン語
B型肝炎キャリアの妊婦から生まれた新生児に、免疫グロブリンとB型肝炎の予防接種及び抗原・抗体検査を行い、それに必要な医療費を全額支援して、B型肝炎の周産期感染を予防するための事業
抗原・抗体の第1次検査の結果によっては、再接種と再検査が必要(全額支援)
出生時の体重が2キロ未満、かつ妊娠37週未満で生まれた未熟児は、合計4回接種(0、1、2、6ヶ月)
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