[デジタル性犯罪の種類]

- 違法撮影: 身体の一部や特定行為を不法に撮影する行為。性的羞恥心を感じる恐れのある写真や動画を撮影したならば、当事者の了解の有無に関わらず撮影自体が犯罪に当たる。

- 拡散/再拡散: アップロード、グループトーク、SNS、ポルノサイト、コミュニティーなどに動画などを流したり、別れた恋人に迷惑を与え復讐する目的で拡散する行為など。

- 性的脅迫(セックストーション): 性的な動画を家族や知人に送ると脅迫する行為。または拡散すると脅し、金銭を要求する行為など。

- 流通/消費: ウェブハード、ポルノサイトなどのプラットフォーム事業者と利用者など。

<私たちの意識改善が必要です!>

第一に、違法撮影物のクリック NO~

軽い好奇心で違法撮影物を見ることもデジタル性犯罪の加害者になりうるのです。加害者達が違法撮影物を利用して経済的利益を得られないよう、決して違法撮影物をクリックしてはいけません!

第二に、リベンジポルノは商業化された商品ではありません!

別れた恋人に復讐するために拡散する性的な写真や動画を指す用語「リベンジポルノ」という言葉をよく使います。ポルノは商業化されたアダルト商品を意味する用語であり、違法撮影物をポルノとは言いません。決して撮影にも拡散にも加担してはいけないということを覚えておいて下さい！

<i>“公衆トイレの中で誰かが違法撮影しているようです</i><i>!</i><i>“</i>

* 違法撮影、こうやって対処しよう!

① 違法撮影に気づいたら直ぐに112や管轄警察署に通報します。

② 設置されたカメラを発見したならば証拠として提出します。

③ 加害者の携帯電話の機種や服装など、加害者を特定することのできる特徴を覚えておきます。

<i>“先日、知人からインターネットで私のわいせつな写真を見たと連絡が来ました”</i>

* 流布被害、 こうやって対処しよう!

① 投稿物のリンク、動画の原本、キャプチャーなど拡散された被害の証拠を確保します。

② 証拠資料を集めた後、片側印刷をして持参し、管轄警察署に通報します。

③ 警察署で被害事実の相談をした後、告訴状を作成します。

④ 被害サイトの管理人または削除依頼を請け負ってくれる機関や団体を通して拡散された撮影物に対し削除要請をします。

<i>“別れようと言ったらこっそり撮影した性関係の動画を拡散すると脅されました</i><i>... </i><i>”</i>

* リベンジポルノ、こうやって対処しよう!

①  脅迫メールやメッセージ、通話内容を録音など相手が脅迫する加害行為を証拠として集め、警察に通報します。

② 相手が脅迫している動画の原本があったら持参して通報します。

③　加害者の現住所を知っている場合、加害者地域の管轄警察署に通報し、分からない場合は通報者の管轄警察署に通報します。

[サポート提供機関]

女性緊急電話 - 1366 (www.women1366.kr)

デジタル性犯罪被害者支援センター - 02-735-8994 (www.women1366.kr/stopds)

韓国サイバー性暴力対応センター - 02-817-7959 (www.cyber-lion.com)

韓国性暴力相談所 - 02-338-5801 (www.sisters.or.kr)

韓国女性の電話 - 02-2263-6464,5 (www.hotline.or.kr)

韓国女性民友会性暴力相談所 - 02-335-1858 (http://womenlink.or.kr)